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アマ均整院からのお知らせ 健康: 2012年4月アーカイブ

隠れ疲労

隠れ疲労とは慢性疲労のことで、困ったことに本人は疲れていることを自覚してないことです。疲労が増えると細胞死が増え、いろんな生活習慣病を引き起こすことです。よく疲れると"眼の奥"が痛くなりますが、それは疲労を感じる脳の場所がその近くにあるからです。疲労を感じると免疫系の物質が脳に信号を送り、疲労を回復させるための物質(FR)を増やして、細胞の修復をします。でも疲労をため込みおさえこんでしまうと、本人は疲労を感じなくなり、細胞の修復を行わず、細胞死を増やすことになり、いろんな病気を引き起こすことになります。  こんなに忙しいのに全然つかれを感じないと思った時、「自分は体力がある」と思っていますが、じつは疲労を抑え込んでいるのです。冷静に状況をみて、疲れていて当然という場面があれば、自覚がなくても疲労を回復することをやることが大事です。それには休息はもちろん、温泉や軽い運動、もっと積極的に整体や鍼灸の治療をうけ、自分では気がつかない疲れをとってもらうことが健康への道です。意外と自分では気がつかない不調がわかります。
腰など全然痛くないので大丈夫とおもっていたら、じつは腰がわるかった、ということがよくありますよ。

健康管理

お家で健康のツボにお灸をすることで、健康管理ができます。とりあえずは《足三里》のツボ、とても有名なツボで、胃腸はもちろん足の疲れや冷え、むくみなどにも効果があります。それと女性必須のツボ《三陰交》です。ここにできれば毎日お灸(せんねん灸)をすえると、健康維持できます。

胃もたれ

胃もたれって胃の働きが悪いのかと思っていたら、違った。 胃酸が出すぎている、つまりおいしいものを食べすぎている結果なのです。ついでに言うと、最近炭酸系の飲み物(ノンアルコールビールやおとなのキリンレモン)が流行しているのは、脂っこい食べ物が多くなったせいです。 炭酸は脂肪にとけやすいので、脂っこいものを食べたときに、さっぱりするからではないでしょうか。

不定愁訴

なんとなく具合が悪い、なんとなくすっきりしない、なんとなく食欲がない、なんとなく頭が痛い、、、等々
病院に行くほどではないけれど、どうも調子が良くない、こういった症状は更年期に多いと思いますが、
年齢に関係なくおきます。ストレス社会の現代、つねにこういった症状に悩まされている人は多いとおもいます。でも季節でいうといまどき、春にこういう症状が出やすいです。春は自律神経が乱れやすく体調がはっきりしない状態になりやすいです。そんな状態は必ず体に表われています。背骨を調整することで、バランスのくずれた自律神経の働きをよくし、不快な症状は緩和されます。いつも快適な気持ちで毎日を過ごしたいものですね。

瘀血

 

瘀血(おけつ)は漢方の言葉です。中医学では血瘀(けつお)と言います。古血(ふるち)とも言います。

 中医学で言う病理的産物の一つです。病理的産物というのは病気になるもとの物質、あるいは状態のことです。中医学で未病という言葉があるのはこの病理的産物の考え方があるからです。

 瘀血を簡単に説明すると血液の流れが悪い状態と言えます。何らかの原因で血液の流れが悪くなると、その部分の細胞は正常に働かなくなりますから、病気の原因になるのです。

 瘀血は血の質にも関係しています。いわゆるドロドロ血液では、血の流れが悪くなります。ドロドロ血液は瘀血そのものと言ってもよいのです。

 血液をサラサラにしても、血を循環させないと瘀血を作ることになります。血を循環させるのは心臓の働きが大きいのですが、心臓だけに頼っていては不十分 です。血流を支えているのは、体の動きがあります。体を動かす事は筋肉が縮んだり、伸びたりすることで、そばにある血管も、その影響を受け血液が流れるの です。地面を踏んで歩く事は、足の裏がポンプの働きをするので、下肢の血液循環が良くなります。

 瘀血と言う状態は女性に起こりやすい病態です。成人の女性は月経がありますが、月経の時、痛みなどの症状が出る人は、瘀血があると考えてよいのです。

 月経ではない時に腹部に激しい痛みが来て、病院で検査をしても、異常が見つからない時は、瘀血が原因の場合があります。痛みがなくても腹の下半分あたりを自分の手で圧してみて、痛みを感じたら瘀血があると判断してよいでしょう。

 下腹は血の流れが停滞し易いところです。

継続は力なり

もう80歳半ばになる女性がいますが、とても元気で、いまだに中華料理店を経営しております。しかも
お運びなどもやっていて、あの重い皿を何度も運んだりしています。  
もちろん体質ももともと良く、丈夫だとはおもいますが、この方はもう何十年の整体などの体のケアーをしてきました。 だからここまで持っていると本人もおっしゃっていました。 そうはいっても人間は不死身ではありませんし、年齢とともに変化していくものは、止めることはできませんが、少なくとも、遅くすることはできます。  私自信ある時期から体調が悪くなったこともあり、整体や鍼灸でからだのケアーをずっと続けてきました。 それがなければ今頃体はボロボロになっていたと思います。 
今でも定期的に体のケアーを続けています。 人により体力、耐久力に差があるので、ケアーの頻度はそれぞれですが、年齢を重ねることにより避けられない体の負担、それを少しでも軽くして健康を保つためにお手入れは必要と思います。

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