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アマ均整院からのお知らせ
瘀血
瘀血(おけつ)は漢方の言葉です。中医学では血瘀(けつお)と言います。古血(ふるち)とも言います。
中医学で言う病理的産物の一つです。病理的産物というのは病気になるもとの物質、あるいは状態のことです。中医学で未病という言葉があるのはこの病理的産物の考え方があるからです。
瘀血を簡単に説明すると血液の流れが悪い状態と言えます。何らかの原因で血液の流れが悪くなると、その部分の細胞は正常に働かなくなりますから、病気の原因になるのです。
瘀血は血の質にも関係しています。いわゆるドロドロ血液では、血の流れが悪くなります。ドロドロ血液は瘀血そのものと言ってもよいのです。
血液をサラサラにしても、血を循環させないと瘀血を作ることになります。血を循環させるのは心臓の働きが大きいのですが、心臓だけに頼っていては不十分 です。血流を支えているのは、体の動きがあります。体を動かす事は筋肉が縮んだり、伸びたりすることで、そばにある血管も、その影響を受け血液が流れるの です。地面を踏んで歩く事は、足の裏がポンプの働きをするので、下肢の血液循環が良くなります。
瘀血と言う状態は女性に起こりやすい病態です。成人の女性は月経がありますが、月経の時、痛みなどの症状が出る人は、瘀血があると考えてよいのです。
月経ではない時に腹部に激しい痛みが来て、病院で検査をしても、異常が見つからない時は、瘀血が原因の場合があります。痛みがなくても腹の下半分あたりを自分の手で圧してみて、痛みを感じたら瘀血があると判断してよいでしょう。
下腹は血の流れが停滞し易いところです。カテゴリ:
(アマ均整院) 2012年4月 7日 08:56 | コメント(0)
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